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録画備忘録

チューナカードを買って導入に成功したのでその時のメモを残しておきます。(2018-05-13)

必要だったもの(ハード)

特に必要だったもの(ソフト)

手順

  1. チューナカード、カードリーダの接続。チューナカードは電源はPCIe経由だが、USB接続のデバイスなので両方を接続しないと動作しない。アンテナ線も繋ぐ。
  2. カードリーダ関連のパッケージをインストールする。pcscdとpcsc-toolsとlibpcsclite-dev。
  3. lsusbを実行する。SCM Microsystems, Inc. SCR331-LC1 / SCR3310 SmartCard ReaderとN'Able (DataBook) Technologies, Inc.があることを確認する。
  4. カードリーダにB-CASカードを挿入してpcsc_scanをする。ICチップはカード裏面にあるのでそちらを上、すなわちカードの色が無い面を上にして挿入する。Japanese Chijou Digital B-CAS Card (pay TV)と返ってっくることを確認する。
  5. 復号用ライブラリのarib25をインストールする。gitをインストールしてここをcloneしてcmakeする。make installしたのちldconfig。
  6. チューナのドライバをインストールする。PLEXのサイトのダウンロードから該当するカーネル用のドライバファイルを落とす。Ubuntu17.10_64bit_Kernel4.13.0-19.zipとLinux_Driver.zipが必要。
  7. 解凍してUbuntu17.10_64bit_Kernel4.13.0-19.zipから出てくるカーネルモジュールをまず適用する。tty_Virtual.koとusb-px4.koをinsmodする。tty_Vertual.koを先にinsmodする。lsmodでロードされてるかを確認できる。デバイスファイルがあるかも/devを見て確認する。px4-DTV0とpx4-DTV1が衛星波のチューナ、px4-DTV2とpx4-DTV3が地上波のチューナ。
  8. udevルールを設定する。99-px4.rulesを/etc/udev/rules.dに作成する。中身は次の通り。"KERNEL=="px4*" GROUP="video", MODE="0666""。
  9. recpt1をインストールする。Linux_Driver.zipから出てくるLinux_Driver/MyRecpt1/Myrecpt1/recpt1でmake creanした後、configreを"--enable-b25"を指定して実行する。その後でmakeする。以上でrecpt1がインストールされる。TSファイルはvlcで再生できる。checksignalも同時に使えるようになっているので当てになるかもしれない。(当環境では当てになりませんでした。)